テストステロンを増やすサプリメントは存在する?成分の種類や注意点、他の補充方法を紹介

男性ホルモン「テストステロン」が減少すると、疲れやすくなったり、肥満や頻尿が起こりやすくなったりします。また、性欲低下や勃起不全などの症状が見られることも少なくありません。こうした背景から、テストステロンと関わりが示唆されている栄養素を含むサプリメントを日々の栄養補給として取り入れる方もいます。

本記事では、テストステロンを増やすサプリメントは存在するのか解説します。実際に活用されているサプリメントの種類や特徴、服用時の注意点も紹介しますので、ぜひご覧ください。

目次

男性ホルモン「テストステロン」とは?

男性ホルモンの一つ、テストステロンは、筋肉質な身体や性機能、認知機能などにも関わるホルモンです。20代あたりをピークに加齢とともに徐々に分泌量が低下し、気力や持久力、性欲などの低下を引き起こすこともあります。症状によっては「男性更年期障害」や「LOH症候群」と診断されることもあります。

なお、テストステロンは、男性ではほとんどが精巣で産生され、一部は副腎から作られるホルモンです。一方、女性は卵巣や脂肪、副腎で産生され、男性よりも産生量が少ないことが一般的です。

しかし、少ないながらも、女性の気力ややる気の維持と無関係とはいえません。不足すると疲労感や筋力低下、性欲減退などが生じ、更年期に似た症状が見られることもあります。

参考:一般社団法人 日本内分泌学会「男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)」

テストステロンを増やすサプリメントは存在する?

男性だけでなく女性にとってもテストステロンは重要なホルモンですが、サプリメントだけでは、テストステロンそのものを直接的に補うことはできません。

一般に「テストステロンサプリメント」と呼ばれるものは、テストステロンそのものが入っているのではなく、テストステロンの産生に関わる成分が入っているサプリメントを指します。テストステロンを増やすという意味で、テストステロンブースター(booster:増幅器)とも呼ばれます。

なお、サプリメントとは、特定成分が濃縮された製品を指し、健康食品に分類されることが一般的です。健康食品とは健康の維持や増進に用いられる食品全般のことで、効果には個人差があります。

そのため、テストステロンサプリメントを服用することで体調の変化を感じる方もいれば、思うような変化が見られない方もいます。また、合う合わないもあるため、あるテストステロンサプリメントでは体調の変化が見られなくても、別のサプリメントを服用することで何らかの変化を感じられるかもしれません。

テストステロンサプリメント(ブースター)の種類

次の成分が入ったサプリメントは、「テストステロンサプリメント」や「テストステロンブースター」と呼ばれることがあります。

  • 亜鉛
  • マグネシウム
  • ビタミンD
  • D-アスパラギン酸
  • デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)
  • アルギニン、シトルリン
  • マカ
  • アシュワガンダ
  • フェヌグリーク
  • トンカットアリ

それぞれの成分が持つ特徴についてご紹介します。

亜鉛

必須ミネラルの一つ、亜鉛は、体内でDNAやタンパク質を生成する際に使われるだけでなく、身体の成長や傷の治癒、味覚を正常に保つなどのさまざまな役割を果たす栄養素です。過剰に摂取すると免疫力の低下やHDLコレステロール(善玉コレステロール)の減少を招く恐れがありますが、不足すると味覚や嗅覚が失われたり、傷の治りが遅くなったりすることもあります。

勃起障害のある男性を対象に亜鉛とテストステロンの血中濃度を測定したところ、血中亜鉛濃度が低下するにつれ、血中テストステロン値も低下していることが示されました。この研究結果から、亜鉛とテストステロンの血中濃度には何らかの関係性があることが示唆されています。

また、亜鉛が欠乏するとテストステロン値の低下や精子形成障害を招くことがあり、適切な補充でテストステロン値や精巣機能の改善が見られることは複数の臨床研究から示されてきました。ただし、亜鉛不足ではない男性に亜鉛を追加投与してもテストステロン値が上昇することはありますが、亜鉛不足の男性と比べると上昇は限定的です。また、過剰摂取により精子生涯を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

参考:三好 美穂「血中亜鉛濃度の低下による性機能症状および内分泌学的変化の検討」
参考:Liger Te et al., “Correlation between serum zinc and testosterone: A systematic review,” Journal of Trace Elements in Medicine and Biology (2023)
参考:Sergio Marín de Jesús et al., “Zinc and Its Impact on the Function of the Testicle and Epididymis,” International Journal of molecular sciences (2024)
参考:K Koehler et al., “Serum testosterone and urinary excretion of steroid hormone metabolites after administration of a high-dose zinc supplement,” European Journal of clinical nutrition (2009)
参考:Nebojša Zečević et al., “Association Between Zinc Levels and the Impact of Its Deficiency on Idiopathic Male Infertility: An Up-to-Date Review,” Antioxidants (Basel Switzerland) (2025)

マグネシウム

マグネシウムは筋機能や神経機能の調整、タンパク質や骨の生成、血糖値や血圧を正常に保つなどのさまざまな役割を果たす栄養素です。摂取量が不足しても短期間であれば明らかな症状は表れませんが、長期間不足した状態が続くと食欲不振や倦怠感、てんかん発作、不整脈を引き起こすこともあります。

マウスにマグネシウム欠乏食を2週間摂取させた実験では、テストステロンの大幅な減少が見られました。その一方で女性ホルモンの一種、エストロゲンには変化が見られなかったことから、雄マウスは雌マウスよりも恒常性維持能力が低い可能性が示唆されています。ただし、ヒトにそのまま当てはめることはできず、影響の有無や程度については明確には分かっていません。

ヒトを対象とした研究では、マグネシウム補充により運動習慣のある男性のテストステロン値が上昇したという結果が得られています。また、マグネシウムと他の栄養素や食品との相互作用もさまざまな研究で指摘されてきました。

例えば、マグネシウムの補充はビタミンDの活性化を誘発することや、亜鉛とマグネシウムの併用で相乗的なテストステロン維持効果が期待されること、アルギニンやシトルリンとマグネシウムを併用することで筋力上昇や運動パフォーマンスの改善が見られること、マカとマグネシウムの併用でテストステロン合成の促進を期待できることなどが報告されています。

参考:千葉 百子ら|マグネシウムと健康-栄養、医薬品、環境の観点から- Biomedical Research on Trace Elements 22巻 (2011) 4 号
参考:Vedat Cinar et al., “Effects of magnesium supplementation on testosterone levels of athletes and sedentary subjects at rest and after exhaustion,” Biological trace elemental research (2011)
参考:L Excoffon et al., “Magnesium effect on testosterone-SHBG association studied by a novel molecular chromatography approach,” Journal of Pharmaceutical and Biomedical analysis (2009)
参考:Qi Dai et al., “Magnesium status and supplementation influence vitamin D status and metabolism: results from a randomized trial,” The American journal of clinical nutrition (2018)
参考:Takazo Tanaka et al., “Distinct Clusters of Testosterone Levels, Symptoms, and Serum Trace Elements in Young Men: A Cross-Sectional Analysis,” Nutrients (2025)
参考:Samer Ali Awad Alsamawi et al., “The effect of endurance training with Maca or ginger on steroidogenesis and antioxidant status of testicular tissue in male rats,” The journal of steroid biochemistry and molecular biology (2025)

ビタミンD

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、皮膚を日光に当てることで体内でも生成される栄養素です。しかし、肌が作るビタミンDの量には限りがあり、不足分は食べ物などから補うことが必要です。ビタミンDが不足すると、筋力低下を引き起こす骨軟化症の罹患リスクが高まるといわれています。

減量プログラムを受けている男性を対象に1年間ビタミンDを投与した実験では、総テストステロン値や遊離テストステロン値がプラセボ群と比較して増加したという結果が得られています。

しかし、ビタミンD欠乏症ではない人を対象とした実験では、高用量ビタミンDサプリメントを投与しても血清テストステロン値が上昇しませんでした。このことから、ビタミンDがテストステロン値に影響を及ぼすには一定の条件を満たしていることが求められると考えられますが、現時点ではどのような状況でどの程度影響があるのかは明確ではありません。

参考:S. Pilz et al., “Effect of Vitamin D Supplementation on Testosterone Levels in Men,” Hormone and Metabolic Research (2011)
参考:R. Jorde et al., “Supplementation with Vitamin D Does not Increase Serum Testosterone Levels in Healthy Males,” Hormone and Metabolic Research (2013)

D-アスパラギン酸

アミノ酸の一つ、D-アスパラギン酸は角層内にも存在する成分で、コラーゲン産生への関与が示唆された研究もあります。また、D-アスパラギン酸が含まれている食品を経口摂取した場合、角層内の遊離D-アスパラギン酸量が変化したことを示す研究もあります。

ウサギを用いた実験では、D-アスパラギン酸を食餌に混ぜて与えると精子の運動度や運動能力のある精子の割合が変化することが報告されました。また、ラットの精巣由来の細胞を用いた実験では、D-アスパラギン酸は精巣内のライディッヒ細胞に取り込まれ、テストステロンの合成・分泌に関連する変化が確認されたとの報告もあります。

参考:Gemma D’Aniello et al., “Occurrence of D-aspartic acid in human seminal plasma and spermatozoa: possible role in reproduction,” Fertil Steril(2005)

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)

DHEAは体内の代謝に関係する可能性があるホルモンとして研究されており、一般向けに「若返りホルモン」と呼ばれることもあります。動物実験では、さまざまな生理作用との関連が報告されていますが、これらはあくまで基礎研究の段階の知見であり、ヒトで同じ結果が得られるかどうかは明確ではありません。

ヒトを対象とした研究では、サプリメントによりDHEAを摂取することで血中のテストステロン値が上昇したという結果が得られています。また、DHEAはテストステロン以外にもエストロゲンやアンドロステンジオンなどの多様なホルモンに影響を与え、神経や代謝などに作用することも報告されています。

ただし、個人差もあるため、サプリメントによるDHEAの摂取については、医師に相談したうえで適切に判断することが大切です。

参考:Yuanyuan Li et al., “A dose-response and meta-analysis of dehydroepiandrosterone (DHEA) supplementation on testosterone levels: perinatal prediction of randomized clinical trials,” Experimental gerontology (2020)
参考:Katia Collomp et al., “Effects of short-term DHEA intake on hormonal responses in young recreationally trained athletes: modulation by gender,” Endocrine (2018)
参考:K T Barnhart et al., “The effect of dehydroepiandrosterone supplementation to symptomatic perimenopausal women on serum endocrine profiles, lipid parameters, and health-related quality of life,” The journal of clinical endocrinology and metabolism (1999)

アルギニン、シトルリン

アミノ酸の一種、アルギニンは、体の代謝やエネルギー産生などに関わる成分です。シトルリンと関連する代謝経路を持つため、食品やサプリメントでは併せて利用されることがあります。

ある実験では、マウスのライディッヒ細胞を単離し、L-アルギニンとT-2毒素などをともに培養したところ、L-アルギニンはT-2毒素によって低下したテストステロン値に一定の影響が見られたと報告されました。また、mRNAの発現にも変化が見られたことから、L-アルギニンがテストステロンやmRNAの産生に何らかの影響を及ぼしていることが示唆されます。

参考:Jian Ying Yang et al., “Protective effects of l-arginine against testosterone synthesis decreased by T-2 toxin in mouse Leydig cells,” Theriogenology(2019)

マカ

ペルー原産の植物、マカは、古くから健康維持を目的に摂取されてきた食品です。テストステロンとの関係については明確になっていないものの、栄養補給の選択肢として用いられることが少なくありません。

雄ラットにマカエキス末を与え、6週間ごとに血中テストステロンの濃度を調べた研究では、若齢(8週齢)の雄ラットにおいてはテストステロン濃度に変化が見られたとされています。しかし、18週齢の雄ラットではテストステロン濃度の有意な変化が見られなかったことから、マカとテストステロン濃度には何らかの関連があるものの、年齢(週齢)によって影響が異なることが示唆されます。

参考:太田 祥弘「Lepidium meyenii(マカ)抽出物がラット精巣アンドロジェン産生に及ぼす影響に関する研究」

アシュワガンダ

インド原産のアシュワガンダ(Withania somnifera)は、伝統的なインド医学でも用いられるナス科の植物です。活力維持や健康管理を目的として摂取されることもあります。

18歳以上の男性を対象としたハーブの効果を調べるある実験では、アシュワガンダの根・根葉抽出物により、テストステロン値の増加が見られました。別の研究では、男性の不妊や低テストステロンに対して、アシュワガンダや亜鉛などの一部の植物や栄養素を摂取することで改善を示唆する結果が得られました。また、健康な男性に対しても、アシュワガンダの摂取によりテストステロンが増加したとの研究もあります。

ただし、アシュワガンダは消化管を刺激することがあり、大量に摂取すると下痢や嘔吐が生じる恐れがあります。また、血圧に影響を与える可能性もあるため、降圧薬服用中は特に注意が必要です。服用中の薬がある方は、アシュワガンダを摂取する前に主治医に相談してみましょう。

参考:Stephen J Smith et al., “Examining the Effects of Herbs on Testosterone Concentrations in Men: A Systematic Review,” Advances in nutrition (Bethesda, Md.) (2021)
参考:Heitor O Santos et al., “Nonpharmacological Interventions for the Management of Testosterone and Sperm Parameters: A Scoping Review,” Clinical therapeutical (2022)
参考:Afonso Morgado et al., “Do “testosterone boosters” really increase serum total testosterone? A systematic review,” International Journal of Impotence research (2024)

フェヌグリーク

フェヌグリーク(Trigonella foenum‑graecum)の種子やエキスは香りがよく、料理や化粧品などにも用いられてきた薬草です。北アフリカやヨーロッパ、アジアなどのさまざまな地域では、母乳育児にまつわる民間的な利用が実施されることもあります。

18歳以上の男性を対象としたハーブの効果を調べた研究では、フェヌグリークの種子抽出物だけでなくアシュワガンダの根・根葉抽出物の摂取によっても、血中のテストステロン濃度が増加したという結果が得られました。

ただし、フェヌグリークを摂取することで、血糖値が低下することやアレルギー反応が生じることもあるようです。血糖値を下げる薬を服用中の方やアレルギー反応が起こりやすい方は、医師に相談しておきましょう。

参考:Stephen J Smith et al., “Examining the Effects of Herbs on Testosterone Concentrations in Men: A Systematic Review,” Advances in nutrition (Bethesda, Md.) (2021)
参考:Anahita Mansoori et al., “Effect of fenugreek extract supplement on testosterone levels in male: A meta-analysis of clinical trials,” Phytotherapy research: PTR (2020)

トンカットアリ

トンカットアリ(Eurycoma longifolia, Tongkat Ali)は東南アジアで広く自生する植物で、「マレーシア人参」とも呼ばれます。古くから滋養強壮剤として用いられてきました。

性経験のある雄ラットにトンカットアリを投与したある実験では、他の行動要素に影響されずに性的行動に変化が見られたと報告されています。ただし、ヒトにおける有効性が十分に確立しているわけではないため、更なる研究が期待されます。

参考:Hooi Hoon ANG et al., “Eurycoma longifolia Jack Enhances Libido in Sexually Experienced Male Rats,” Experimental Animals(1997)

テストステロンサプリメントに期待される役割

テストステロンサプリメントは、次のような役割が期待されています。

  • 日々の元気をサポートする
  • 筋肉の維持・働きの味方となる
  • 不足しがちな栄養素を補う

それぞれの役割をご紹介します。

日々の元気をサポートする

テストステロンは、精神的な健康に関わるホルモンの一つとされています。そのため、テストステロンサプリメントは、テストステロン増加に関連する栄養成分の補給が目的とされることが少なくありません。

ただし、個人差が大きく、具体的な影響は不明瞭なこともあります。また、合う合わないがあるため、不調を感じたときはすぐに医師に相談してみましょう。

筋肉の維持・働きの味方となる

テストステロンは、筋肉の維持や働きに関わるホルモンでもあります。テストステロンサプリメントにはテストステロンに関連する栄養成分が含まれているため、日々の栄養補給の一環として取り入れられることも少なくありません。

ただし、摂取による影響には個人差があり、筋肉量の増減などが保証されるものではない点に注意が必要です。

不足しがちな栄養素を補う

テストステロンは、リビドー(性欲)に関わるホルモンでもあります。日々の栄養補給の一環としてサプリメントを活用し、不足しがちな栄養を補うことは、男性特有の健康コンディションの維持に役立つでしょう。

ただし、摂取による影響には個人差があります。あくまで食品であるため、性欲や性機能に劇的な変化が見られない場合も想定しておきましょう。

テストステロンサプリメント利用時の注意点

テストステロンサプリメントを服用するときには、次の点に注意が必要です。

  • 即効性は期待できない
  • 一定期間継続する必要がある
  • 過剰摂取は不調の原因となる
  • 効果には個人差がある

それぞれの注意点を解説します。

即効性は期待できない

サプリメントは健康食品に分類される食品で、疾病の治癒や身体状況の改善が保証されている製品ではありません。服用することで変化が見られるケースもありますが、すぐに期待するような状況になるとは限りません。

テストステロンサプリメントも同様です。日々の栄養補給の一環として利用されることがありますが、すぐにテストステロンが増えて、活力が生まれるというものではありません。

一定期間継続する必要がある

サプリメントに含まれる栄養成分は、短期間で明らかな働きが見られるというものではありません。テストステロンサプリメントを服用するときも他のサプリメントと同様、一定期間は継続的に摂取することが大切です。

過剰摂取は不調の原因となる

身体によいとされる栄養素や植物などは豊富にありますが、いずれも大量に摂取すると体調不良や身体機能の低下などを招くことがあります。テストステロンサプリメントを服用し、期待したような効果を感じられない場合も、自己判断で服用量や服用頻度を増やすのは避けてください。

過剰摂取により、かえってホルモンバランスが乱れ、不調の原因となることもあります。必ず用量・用法を守って服用するようにしましょう。また、異変が見られたときは、すぐに医療機関で相談することも大切です。

効果には個人差がある

テストステロンサプリメントの服用による影響は、一人ひとり異なります。体調や気分の変化を実感する方もいれば、期待するような変化を感じられない方もいるかもしれません。サプリメントを選ぶときに口コミも参考にできますが、「必ずしも同じような結果となるわけではない」という点を常に念頭に置いておきましょう。

サプリメント以外でテストステロンを増やす方法

テストステロンを増やす可能性がある方法は、サプリメントの摂取だけではありません。次の方法により、テストステロンの増加につなげられることもあります。

  • 定期的に運動を実施する
  • バランスのよい食事を摂る
  • 良質な睡眠を取る
  • テストステロン補充療法(注射療法)を活用する

それぞれの方法について見ていきましょう。

定期的に運動を実施する

定期的に有酸素運動と筋力トレーニングを実施することでも、健康維持やテストステロン値へ影響する可能性も指摘されています。有酸素運動なら、1日30~60分程度の軽い運動を週に3~5回程度を実施することが望ましいとされています。

また、筋肉量の変化と男性ホルモンには一定の関連が指摘されているため、無理のない範囲で筋力トレーニングにも取り組みましょう。週に2日程度は筋力トレーニングの時間を設けてみてはいかがでしょうか。

参考:Fumiya Tanji et al., “Psychosocial Factors and Andropause Symptoms Among Japanese Men: An Internet-Based Cross-Sectional Study,” American Journal of Men’s Health (2025)

バランスのよい食事を摂る

食事内容は健康状態や日々のコンディションに影響を与えるとされ、テストステロンとの関係が指摘される栄養素もあります。
テストステロンサプリメントとしても活用される「亜鉛」が豊富に含まれている牡蛎や卵黄などを摂取するのも一つの方法ですが、特定の栄養素ばかり摂取するとバランスが偏り、健康を損なう可能性もあるため注意が必要です。

炭水化物や良質な脂質(不飽和脂肪酸)、タンパク質、ミネラル、ビタミンをバランスよく摂取し、なおかつテストステロンとの関係が示唆されている栄養素が不足しないように工夫しましょう。

参考:熊谷 仁「成人肥満男性における生活習慣改善がテストステロンおよび中心血圧に及ぼす影響」

良質な睡眠を取る

良質な睡眠は、疲れの回復やストレス軽減にもつながります。就寝前にはアルコールやカフェインといった刺激物を摂取しないようにする、パソコンやスマートフォンなどの強い光を発する画面を見ないようにすることなどで、良質な睡眠を得やすくなるでしょう。

テストステロン値は睡眠中にピークに達し、午後遅くに最も低くなるといわれています。テストステロンの増加は睡眠に左右される部分があるため、適切な質・量を維持することが大切です。

また、睡眠環境もチェックしてみてください。温度や湿度、心地よい寝具などを整え、深い眠りが得られるように工夫しましょう。

参考:Gary Wittert, “The relationship between sleep disorders and testosterone in men,” Asian Journal of Andrology (2014)

テストステロン補充療法(注射療法)を活用する

テストステロン補充療法とは、テストステロンを直接体内に注射で入れる方法です。専門医に相談すると、副作用のリスクも考慮したうえで一人ひとりに合わせた治療を受けられるでしょう。

テストステロン不足による不調が気になるときは、ぜひto clinic shibuya(トゥークリニックシブヤ)にご相談ください。丁寧なカウンセリングと検査に基づいて、患者さんごとに治療計画をご提案いたします。お気軽にお尋ねください。

to clinic shibuya(トゥークリニックシブヤ)

テストステロンの補充はクリニックに相談しよう

日々のコンディションが気になるときに、栄養補給の選択肢としてテストステロンサプリメントを取り入れる方もいます。生活習慣の見直しと併せてテストステロンサプリメントが活用されることもありますが、摂取による影響は個人差がある点に注意しましょう。

また、テストステロンを直接補充する方法も検討できます。to clinic shibuya(トゥークリニックシブヤ)では患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を立て、医師と二人三脚でテストステロン不足に起因する諸症状の改善を目指します。ぜひお気軽にご相談ください。

to clinic shibuya(トゥークリニックシブヤ)