筋肉増強外来

筋肉増強外来とは

About

to clinic shibuyaの筋肉増強外来では、理想の筋肉量・体型を実現したい方に医学的根拠に基づいた診察と治療を提供しています。トレーニングやサプリメントだけでは思うように結果が出ない方や、効率的に筋肉をつけたい方、年齢とともに筋肉の衰えを感じる方に最適です。

一般的な筋トレ指導やパーソナルトレーニングとの違いは、ホルモンバランスや代謝機能などを医学的に分析し、科学的根拠に基づいた治療が可能な点です。当院では最新の医学的知見を用いて、効率的かつ安全な筋肉増強を目指します。筋肉増強は美しいボディラインだけでなく、ビジネスパフォーマンスや日常生活の質(QOL)の向上にも大きく貢献します。

筋肉増強を通じた総合的なアンチエイジングケアと長期的なパフォーマンス向上にご関心のある方は、是非一度ご相談ください。

トレーニングを続けているのに、
思うように筋肉がつかない方

30代以降で筋力の衰えや
代謝の低下を実感している方

限られた時間で効率的に
体質改善を図りたい方

健康診断で内臓脂肪や基礎代謝の
低下を指摘された方

過去にダイエットを繰り返し、
リバウンドを経験している方

アンチエイジングの一環として
若々しい体を維持したい方

長時間のデスクワークによる姿勢不良や
慢性的な肩こり・腰痛にお悩みの方

人前での印象を高めたい方

一つでも当てはまる方は、医学的アプローチによる筋肉増強が向いているかもしれません。
当院では、医師による診察の上、患者様お一人おひとりの体質や生活スタイルに合わせた最適なプランをご提案いたします。

医学的筋肉増強の3つのメリット

Merit

メリット1:科学的根拠に基づいた確実性

個人の体質やホルモンバランスを医学的に分析し、最適な治療プランを設計します。感覚に頼らない確実なアプローチで理想の筋肉量を実現します。

メリット2:圧倒的な時間効率

従来の筋トレでは数年かかる筋肉増強を、医学的介入により大幅に短縮します。忙しいビジネスパーソンでも効率的に理想の体型を手に入れられます。

メリット3:総合的な健康改善効果

筋肉増強により代謝向上・疲労回復・精神的活力の向上も同時に実現します。理想の体型獲得と共にQOL全体の向上とアンチエイジング効果を実感できます。

筋肉増強サイクルとは?

筋肉増強サイクルは、テストステロン製剤やアナボリックステロイドを用いて短期間で筋肉量・筋力向上を目指す医学的アプローチです。「Bulk Up Cycle(筋肉合成促進期)」と「PCT(ホルモン回復期)」の2段階で構成され、患者様の個別のホルモン状態や健康状態、目標に応じてプログラムをカスタマイズし、安全性と効果の両立を図ります。

サイクルの流れ

STEP
初診
  • 血液検査(ホルモン・肝機能・脂質・前立腺マーカーなど)、血圧測定、体組成計測を実施します。
  • 問診・各種検査結果に基づき、筋肉増強プランを決定します。
  • 使用する薬剤に関する説明や筋トレ・食事に関するアドバイスを行います。
STEP
Bulk Up Cycle(12週)
  • 筋合成促進期間は筋肉量と筋力の増大を目的としたステロイド使用期間です。
  • プランに基づき、トレーニングを進めていただきます。
  • 薬剤は、テストステロン製剤+アナボリックステロイド+補助薬を使用します。
STEP
PCT(Post Cycle Therapy)(4週)
  • アナボリックステロイドの使用期間後に必要な副作用予防治療期間です。
  • 精巣機能の回復、ホルモン軸の再起動を目的とし、アナボリックステロイド使用後の健康リスクを軽減します。
  • ケア剤としてSERMsやアロマターゼ阻害薬を使用し、ホルモンバランスの正常化を図ります。
STEP
フォローアップ
  • 筋肉増強度合いや精巣機能の回復状況を確認します。
  • 必要に応じて、TRT(テストステロン補充療法)への移行や次サイクルへの移行を決めていきます。


    治療途中では、不安に思うことや不明点があれば、いつでもカウンセリングにてご相談ください。

使用する薬剤について

筋肉増強サイクルにおいて、当院で使用するテストステロン製剤・アナボリックステロイド・その他筋肉増強に使用する薬剤についてご紹介します。
サスタノン(テストステロンプロピオネート、イソカプロエート、デカノエート、フェニルプロピオネート)
・ 4種のエステル配合でピークと持続を併せ持つ。安定した血中濃度が得られるが、筋肉痛がやや多い。

テストビロン(テストステロンエナンセート)
・エナント酸テストステロン。吸収効率が高く、血中濃度の立ち上がりが早く、短期間内での安定性が高い。

ネビド(テストステロンウンデカネート)
・超長時間型。サイクル内において月1回の投与でベースホルモン濃度を安定させる。

デカ・デュラボリン(ナンドロロンデカノエート)
・筋合成促進効果。プロゲステロン活性により水分貯留が多く出る傾向があり、注意が必要。DHTへの変換が少なく脱毛・前立腺リスクは比較的低い。

アナドリン(オキサンドロロン)
・肝代謝型経口アナボリックステロイド。水分保持が少なく、ドライな筋肥大に適する。肝毒性があるため、使用期間は3~6週間以内。

プリモボラン(メテノロンエナンテート/アセテート)
・比較的副作用が少なく、安全性が高いとされる経口アナボリックステロイド。水分貯留が少なく、クリーンな筋肥大に適する。長期使用に向くが、高用量では肝機能や脂質代謝への影響に注意が必要。

成長ホルモン(ソマトロピン)
・下垂体前葉ホルモンの合成製剤。脂肪分解促進、筋肉の回復力増強、コラーゲン産生による肌質改善など多面的な効果を持つ。過剰使用により浮腫や関節痛、インスリン抵抗性が出現する可能性がある。

安全性と副作用

テストステロン製剤やアナボリックステロイドを用いた治療は、適切な管理下で行えば安全性の高い治療法です。しかし、すべての医療行為と同様に、潜在的な副作用があります。
以下は筋肉増強治療を行った場合の主な副作用と、その対応です。

  • 女性化乳房・むくみ・感情不安定 – 定期的なホルモン値モニタリングと適切な調整薬の使用
  • 高血圧・心負荷 – 定期的な血圧測定、必要に応じた降圧薬の処方
  • 肝機能障害(AST/ALT上昇) – 肝庇護薬(ウルソ)の処方
  • 精巣萎縮 – PCT(クロミッド+アナストロゾール)による回復治療と血液検査でのフォロー
  • 脱毛・前立腺肥大 – デュタステリド内服によるDHT増加の抑制
  • 多血症 – 投薬量の調整、必要に応じた瀉血治療
  • ニキビ – 皮脂分泌抑制のためのレチノイド外用薬・内服薬、抗菌薬の処方

筋肉増強サイクルの安全な遂行のため、当院では治療前の詳細な健康診断から始まり、サイクル中は定期的な血液検査・血圧測定を実施いたします。

経験豊富な医師が患者様の体調変化を継続的にモニタリングし、副作用の早期発見と適切な対処を行います。また、PCT期間中も定期的なホルモン値測定により回復状況を確認し、個々の患者様に最適化された安全で効果的な治療プログラムを提供いたします。
もし不安に思うことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

治療料金

Price

診察料

初診料5,500円
初回血液検査22,000円

テストステロン注射薬

サスタノン250mg9,900円
テストビロン250mg9,900円
ネビド(リアンドロン)1000mg44,000円

テストステロン外用薬

1UPフォーミュラ5%
 処方料
 薬剤料(指定の薬局に支払い)

5,500円
12,100円

副作用予防薬(ケア剤)

クロミッド50mg
30錠
6,600円
アナストロゾール1mg
30錠
5,500円
hCG3000単位欠品中
カバサール錠0.25㎎
30錠
3,300円

アナボリックステロイド

【注射薬】デカ・デュラボリン100mg5,500円
【内服薬】アナドリン
(オキサンドロロン)10mg 60錠
11,000円
【内服薬】プリモボラン5mg 100錠4,400円

サイクルの強度によって価格は20万円台~30万円台となります。詳細についてはカウンセリング時にご説明いたします。

治療時間

Time

初診45-60分
再診15-30分

よくある質問

Q&A

筋肉はサイクル終了後にすべて落ちてしまうのですか?

適切なPCT、栄養、トレーニングを継続すれば、筋肉量の60~80%は維持が可能です。体液保持(グリコーゲン・ナトリウム)による一時的な体積変化は自然な反応と言えます。

なぜ注射よりも経口薬が危険と言われるのですか?

経口薬(オキサンドロロン等)は肝臓を直接通過するため、肝毒性があります。それに対して、注射薬は肝臓を迂回するため、肝負荷は比較的少なくなっています。

女性化乳房(Gynecomastia)はなぜ起こりますか?どうすれば防げますか?

女性化乳房は、過剰なアンドロゲンがアロマターゼ酵素によりエストロゲンに変換され、乳腺が刺激されることによって起こります。AI(アロマターゼ阻害薬)で予防が可能です。

心臓や腎臓に影響はありますか?

左室肥大、血圧上昇、赤血球増加などの影響が報告されており、心血管系への注意は必須となります。腎臓に関しては、極端な赤血球増加(多血症)による血流障害のリスクがあります。

ステロイドをやめたあと、テストステロンは完全に戻りますか?

大半は回復しますが、長期高用量使用例ではPCT後もテストステロン低下が持続するケースもあります。

肌荒れやニキビが出るのはなぜですか?

DHT(ジヒドロテストステロン)の増加により皮脂腺が刺激され、ニキビ(特に顔面・背中)が発生しやすくなるためです。

to clinic shibuyaの特徴

Features

1.豊富な経験と専門知識

豊富な男性向けの治療経験で培った男性医療の専門性最新の医学研究に基づいた治療提供。

2.プライバシーへの配慮

完全個室での診療。

3.アクセスの良さ

渋谷駅直結の好立地。仕事帰りにも立ち寄りやすい診療時間。

4.トータルケアの提供

ED治療、AGA治療など、男性特有の悩みに対する包括的なケア、生活習慣改善のサポート。

当クリニックでは、筋肉増強に限定することなく、様々なアプローチによって、男性の身体的・心理的お悩みの解決をサポートいたします。
テストステロン補充療法(TRT)の不安や疑問が払底できるよう、初回診察では経験豊富な専門医があなたの症状や悩みをじっくりお聞きし、最適な選択肢をご提案いたします。